質の良い品質とサービスはIDX SH4データセンターにある
2019-07-23
現地訪問報告書
「SDSのT4級データセンターへの訪問。効率、信頼と安全がそろっている」という原文を転載
SDSは2003年からデータセンター業務に従事し始め、2008年に初のT4級データセンターを作り上げた。十数年以来、SDSのデータセンター製品は、「高実用性、高信頼性」の特徴及び専門の団体サービス能力で、銀行や先物や第三者決済などの金融客先から高い評判をいただいており、極めて高い顧客満足率と継続貸出率を得ている。
2018年にSDSのIDX SH4データセンターは出来上がって運営開始された。このデータセンターは同様に完全にT4基準で設計・建造され、信頼性、安全性、省エネ、知能と中立という五つの角度から全面的にグレードアップされた。
図1:SDSのIDX SH4内部のVIPエリア
安定で信頼でき、業務システムの持続運転を保証する
国際サーバー機室規格ANSI/TIA-942によって、IDCをT1、T2、T3、T4という四つの等級に分けている。そのうち、T4は最高等級とし、T3に比べ最大の違いが、電力、製冷、ネットワークから各サブシステムまで単点故障なし設計を採用し、十分な冗長度を配置し、最高のSLA要求を満足させる点にある。目下、IDX SH4は客先に電力SLA99.995%まで保証し、つまり、年中に中断できる時間は40分間まである。
SDSのデータセンター部の谷峰マネージャーが、実際使用の中で、サーバー機室のダブル回路の電気に同時に中断したことがないと示した。百パーセントの信頼性の目標を達成させるために、SDSは第一線ブランドの高級製品をインフラ(配電、UPS、自家発電機、冷凍機及び精密エアコンなどを含む)にし、高実用性を保証している。そして、インフラ及び環境状況を全プロセスで制御し、運転データを集中して監視し、知能分析を徐々に導入して、故障の予防と対応能力を高めている。
長年のIT運転経験をベースに、SDSチームは、キーノードを最適化し、保護を強化し、弱いところの故障リスクを有効に低減させることができた。
安全でコンプライアンスで、データと設備を有効に保護する
客先の重要なデータと設備を保護するために、SDSは、全方面にわたって監督管理するデータセンターの提供に取り組んでいる。
図2:SDSのIDX SH4データセンターの外観
まず、建築安全において、園区のビルの東側でフェンスと出入りドアガードシステムを作り、独立する「園区の中の園区」出入りシステム安全管理エリアを設けた。
次に、人員の出入りについて、安全検査のところに金属検査設備、レントゲン撮影機と高速通路式ゲートを設置した。訪問客は事前にシステムで申請し、現場で身分を検証しなければならない。それに権限及び出入り管理モードを十分に設定し、訪問客の訪問可能なエリアについて厳しく管理できる。
線路安全において、オペレータアクセスと客先エリアを相互隔離させ、公共根幹ブリッジは全密閉式を採用している。同時にデータセンターのすべてのエリアで死角ないHDビデオ監視ができ、徐々に知能識別、セルフ授権管理などの機能を増やす。
省エネで環境にやさしいエコデータセンターを作る
エコデータセンターは国家から唱道され、データセンターが一定の段階まで発展した時の必然な要求となっている。SDSはデータセンターの建設当初からエネルギー使用量の制御、コスト削減を目標とし、サーバー機室のPUE値を1.5位に制御できている。
建築について、ビルディングの外壁は全密閉式を取り、断熱材が付けてあり、断熱で防水で、安全で美しい。
制冷について、空冷式水冷ユニットを取り、自然冷却+シャワー式で制冷効率を上げる。谷峰氏の説明によると、戸外温度の変化によって、自然冷却システムはいつでも起動できる。例えば、戸外温度が20度以下の時、循環冷却で30度の水を自然冷却で先に20度まで下げる。コンプレッサーによる制冷より省エネ効果が良い。
照明において、SDSはフィリップス全体照明システムを採用し、知能管理システムで内部の照明時間、明るさを集中して制御し、誘導式照明システムで、人が入ると照明が付き、人が離れると照明が消えることを実現し、エネルギーの使用量を下げる。
他に、客先の受託管理エリアで、SDSは冷却エリア密閉、パワー的な排風床、熱チャンネル密閉などの措置で電気使用量の高い設備に対応する。
知能管理で効率的な運転保守を実現する
業界の発展に従い、お客様はデータセンターのインフラ条件を重視するだけでなく、運転保守能力とサーベルレベルも高等級ユーザーに重視される。よいデータセンターは3割は建設にかかり、7割は運転保守にかかる。企業の知能化発展のニーズを満足させるには、人力で日常的な運転保守を行なうほかに、システムの知能化サポートがなければならない。だから、SDSは知能管理に多く力を入れている。
まず、管理システムはモジュール化設計を取り、電力、エアコン、照明という各サブシステムはすべて監視でき、柔軟に調整しやすい。いかなるところに故障があってもほかのモジュールに影響しない。
集中制御端において開放式設計を取り、ITSM、CRM及びCMDBシステムにアクセスでき、必要に応じ、運転保守流れを作り、運転保守作業の最適化、作業効率と品質の向上に便利である。
なお、SDSは統一でカスタマイズの管理インターフェースを提供し、客先は、自分のエリアの基礎環境を遠隔で検索し、リアルタイムにデータセンターの運転状況を知ることができる。
中立を堅持し、よりよい冗長度と柔軟性を提供する
ずっと以来、SDSは業界で進む中立のサービス提供者になるように取り組んでいる。目下、上海データセンターの間の光ファイバーループネットワークはすべて開通しており、且つ複数のオペレーターの根幹ネットワークに直接につながっており、各データセンターは、三大オペレーターと二回線でアクセスすることを実現している。客先は自由に各オペレーターを選び、いかなるオペレーターとバンディングする必要がなく、且つよりよい冗長度と柔軟性が得られ、カスタマイズの需要に応えられる。
クラウドサービスにおいて、SDSは中立原則を堅持し、アマゾンAWS、マイクロソフトAzure、アリクラウドなどの主流のクラウドサービスプロバイダーと協力している。
サービス至上:客先を中心にする
サービスを主とする会社とし、SDSは、「客先の急用と急須を自社の急用と急須として取り組む」ことをモットーとする。特にデータセンターに駐在しているのは主として銀行、保険、決済などの金融客先であり、高いサービス品質要求がある。
先物業界はスピードに拘り、時遅れは1ミリ秒未満でなければならない。銀行業界は安全、安定に拘る。決済業界はいつでもオンラインでいつでも取引できることに拘る。これらの業界のニーズに合わせ、当社は相応のソリューションとサービスを提供し、迅速に顧客のニーズに呼応し、即時にユーザーのために難題を解決する。ほかに、当社は長年の運営経験を活かし、客先のサーバー機室の建設に有効なコンサルティングと提案を提供すると、谷峰氏は指摘した。
伝えられたところによると、SDSチームはITIL基準で完全なサービス体系を構築しており、お客様に7*24運転サポートを提供し、コア業務システムの安定な運転を十分に確保することを図る。大がかりで需要が多いお客様に専任の担当者を付けて、全ITライフサイクルにおいてベビーシッター式のサービスを提供する。
基礎サービスのほかに、SDSチームは、特色に富んだお客様ケアサービスを提供している。
例えば遠隔助手(Remote Hands)である。お客様は遠隔で作業を完了できない場合に、わざわざ現場へ来なくてもよい。SDSチームが代行してすることができる。郵便物の受取のような些細なことから、サーバー機の再起動、サーバー機室の移転まで、SDSチームは全部代行して行なうことができる。
サーバー機室に駐在するお客様のために、SDSは事務席を提供する。遠方から来たお客様のメンバーはカードを入れて電気を入れると、インターネットで事務処理することができる。印刷機、電話、飲用水、ワイヤレスインターネット、会議室、薬箱、工具箱、傘、充電器などの生活用品を必要に応じて備えている。完全なサービス体系で、ユーザーが便利に仕事できるように、十分な保障を提供している。
金融業界で災害防止に対し高い要求がある。最高等級の災害防止するための内容は、ITシステムだけでなく、予備の事務システムも含む。SDSは企業にBCP災害防止サービスを提供するので、お客様は落ち着いて各種の災害とリスクに対応することができる。
「当社はお客様を中心にし、お客様の需要はよく当社の製品になることがあって、当社の発展を後押しし、将来、SDSは継続して顧客第一の理念を堅持し、ワンストップ式サービスレベルを上げようと努力する」と谷峰氏が言っている。
SDSはIDX SH4において、一貫した品質と技術能力で、近代的な金融サービス業界の必要なサービスを完全化にし、発展させ、金融機構が多く集まっている上海で、高品質で、時代のニーズに合った高級通信サービスを提供し、専門家、ブランド化変革の潮流をリードしている。