クラウド使用の新しい動き:SDSのワンストップ式クラウドサービス
2018-12-29
ITサービスを水、電気、石炭のように便利に使用できるようにすることは、クラウドコンピューティングのコンセプトを出すときに描かれた美しいビジョンであった。人々が自分の意思でインフラサービスを使うように、水、電気、石炭の生産と輸送がどのように実現・転化したのかを知る必要がない。クラウドコンピューティングの発展につれて、いつか、IT資源も企業のIT管理者によって気軽で柔軟に調達され、実体の設備の管理レベルを跨いで、いつでもどこでもサービスを提供できるのか。
企業クラウドの次のステーション:ITaas,ワンストップ式クラウドサービス
現有のアプリケーションを保留したい企業にとって、「理想が良いが、現実は厳しい」。現在クラウドに載せるのは長くて複雑なプロセスである。企業は大量の現有のアーキテクチャーを分析し、アプリケーションシステムの適応性を解決し、クラウドのシステムとネットワークアーキテクチャーを設計しなおす必要がある。またITスタッフは、各メーカーのシステムを学習し、比較し、新しい運営と運転保守方法を研究し、最終的にどのようにクラウド技術を使って業務の需要に応えるかを決める必要がある。案を決めてから、新しいクラウドプラットフォームの運営期間中に、目標に基づき適切に調整し、性能を高める必要がある。
これも、ITaaS(ITは即ちサービスのこと)が欧米で流行し始める原因である。Gartner2017年の予測によると、ヨーロッパなどの地域の企業は大幅にITハードウェアの支出を削減し、ITaaS関係の支出を増やしているということである。事実上、単純にインフラサービスを提供することは、企業ユーザーのごく一部の問題を解決しただけで、ITaaSと委託クラウドサービスを融合して使うと、IT部門は大量の重複で時間がかかる運転保守作業をせず、業務のイノベーションに専念できるようになる。
SDS ITaaSワンストップ式クラウドサービスは、この背景の元にスタートした。「ユーザーがすべてのことを当社に任せると何も心配する必要がなくなることを望んでいる。IT担当者の圧力を軽減させると同時に、プライベートクラウドが安全性、制御可能性における優勢を保つ。」とSDSの営業部の包凱副総経理がそう言った。
クラウドサービスを使う前の相談、設計、移転実施から、後期の運転保守の監視と最適化まで、クラウドコンピューティングのライフサイクル期間中に、SDSは業務の需要から出発し、全方面に亘るソリューションと管理サービスを提供し、企業がクラウドサービスを使うために提案し、企業の元の投資を保護し、IT投入コストを削減する。
ユーザーとして、これ以上自分でプライベートクラウドを作る必要がなくなり、移転と管理などの悩みをすべてSDSに任せる。SDSはオープンソースに基づくOpenStack及びVMwareに基づく受託式プライベートクラウドなどの多くの選択肢を提供し、企業を助けてITの持続可能な運営を実現する。
マルチクラウド時代の到来を迎えるために、SDSは自主的にクラウド管理プラットフォームを研究開発し、プライベートクラウド、パブリッククラウドなどのタイプが違うクラウドサービスを統一管理にし、ユーザーが便利にハイブリッドクラウド環境を構築できるようにさせる。
包凱副総経理は、クラウド管理プラットフォームにより、IT運転保守を大いに簡素化にし、コアを一つ増やしたい、或いはいくらTのハードディスクを増やしたい、或いは帯域幅を上げたい時に、ユーザーはワンボタンを押すだけでできると説明した。
積み重ねた努力で自信を持って専門のサービスを提供する
上海数訊信息技術有限公司は、1999年に張江科学城に設立された。ハイテクの発展により、通信への需要が高まっている。SDSは、企業ICT分野で長年の経験を持っており、専業で金融データセンターの運営サービスに従事し、データセンターとクラウドサービス分野の複数の規格と資格を持っており、数多くの銀行、先物会社、決済機構と国際有名企業のために、15年間サービスを提供した。また、ずっと金融機構、大手多国籍企業及び世界トップ500などの高級ユーザーにサービスを提供している。専門のサービス能力により、高い顧客愛着率と継続リース率がある。これもSDSがITaaSサービスを打ち出した自信となる。
「信頼できるサービス、迅速な呼応、効率的な故障排除は、当社の優勢だ。2015年ごろから、SDSはクラウドサービスへモデルチェンジし始めた。過去数年間、クラウドコンピューティングの売上成長率は50%に達している。しっかりとして発展し、ユーザーに安心と信頼できるサービスを提供し、平穏なクラウドへのモデルチェンジの道を歩みたいと包凱が強調した。
SDSは、2018年に1万平米のIDX張江藍光データセンター3号楼を新規投資した。現在、ビル二棟あるIDX張江藍光データセンター、IDX金橋データセンター、IDX北京データセンターなどの、多くの最高等級Tier4で建設・運営されるデータセンターがあり、ユーザーの二箇所三中心の安全アーキテクチャー需要を満足させることができる。ユーザーは自分で建設することなく、高安全等級のIaasサービスプラットフォームを使うことができる。
SDS IDX 新藍光(3号)
「最下層のデータセンターから、当社は専門技術者を付ける。例えば、普通、1万平米のデータセンターに20名位の運転保守を付けるが、当社は40名つける。これは単純な人数増加でなく、ユーザーにもっと全面的で細かいサービスを提供しているのだ。各ユーザーに専属のサービス担当者を付けるのだ」と、包凱が言っている。
過去に、企業は何か問題に遭った時に、繰り返して400番サービス電話をかけるより仕方なかった。時には供給者は互いに責任をなすりあい、企業はどこに訴えたらいいか分からない羽目になった。現在、以上のすべては発生する可能性がない。
「当社の顧客サービス担当者は業務中のある段階にサービスするだけでなく、ITのライフサイクルでサービスを貫く。何か問題があってサービス担当者に依頼したら、きちんと解決する。担当者は問題が出る可能性があるところをすべてチェックし、速くてきれいに問題を解決する。この専属の顧客サービス担当者がいて、ユーザーはなすべき方法がない状況がなくなる」と包凱が紹介した・
まとめ
IaaSだろうとSaaSだろうと、企業ユーザーが最終的に必要なのは保証があるクラウドサービスである。クラウドコンピューティングと言ったら、IT資源の供給方法だけの変更ではなく、システム集積と運転保守においても新しいモードがなければならない。これもSDS ITaasワンストップ式クラウドサービスのモットーである。デジタル発展の日進月歩の今日に、SDSは企業ユーザーと手を取り合って、企業を助けてクラウドサービスを使い、デジタル時代に継続して業務のイノベーションを推進していく。