クラウド・ネットワーク融合発展に焦点を置く | SDS第12期テレコム付加価値業務フォーラムが成功に行われた

2018-10-26

2018年10月13日に、「クラウド・ネットワークを融合させ、限りなく付加価値が期待できる」。SDSが主催者となる第12期テレコム付加価値業務フォーラムは桂林で順調に開催された。今回のフォーラムに、各海外の大手テレコムオペレーターのアジア太平洋区の責任者、企業クラウドサービスプロバイダーなど計70名のお客様が集まってきて、クラウド・ネットワーク融合下のテレコム付加価値業務の発展について、熱烈で深く検討した。

SDS:高保障のクラウド・ネットワーク融合サービス

SDSの総裁の張建峰博士は、挨拶において、クラウドコンピューティングの相次ぐ実施及びSDNなどの通信技術の迅速な発展につれて、クラウド・ネットワーク融合はICT発展の趨勢となっている。特にマルチクラウド時代の到来につれて、クラウドとクラウドの間のつながりは「悩み」となっている。ネットワークとクラウドは高度に協同してはじめて本当の融合を実現し、ユーザーにより大きな価値をもたらすことができるのである。SDSは、豊富なネットワーク資源、高等級のデータセンター及びクラウドコンピューティングプラットフォームがあって、指折りの高保障のクラウド・ネットワーク融合サービスを提供する能力がある企業の一つである。

効率的なデータセンターは、クラウドコンピューティングサービスをサポートする重要な礎石である。現在、SDSの傘下に、IDX張江藍光データセンター、IDX金橋データセンター、IDX北京データセンターなどの、複数の、最高基準Tier4で建設されたデータセンターがあって、金融機構、大型多国籍企業及び世界トップ500企業などの高級ユーザーにサービスしている。高等級のデータセンターを拠り所にし、SDSは、ハイブリッドクラウドを通じて自社のデータセンター資源、ユーザー資源及び第三者パブリッククラウドにつなげ、企業のためにシームレスクラウド環境を構築し、自主開発のクラウド管理プラットフォームでITスタッフを助けて計算、ネットワーク、保存などの基礎資源を協同して管理し、運転保守の圧力と人件費を減らし、企業ユーザーの業務の長期運転にサポートを提供することができる。

このほかに、SDSは、国内三大オペレーター及びAT&T、オーストラリアテレコムなどの国際オペレーターと、長期的で安定している協力パートナー関係を構築しており、多方面にわたる通信資源を集めてコネクションし、ユーザーに優勢がある全方面通信ソリューションを提案すると同時に、ネットワーク管理と安全検査などの付加価値管理サービスを提供することができる。

 

クラウドの注目するポイントは技術からサービスに変わっている

中国情報通信研究院クラウド技術とビッグデータ研究所の何宝宏所長は、今回のフォーラムで、クラウドコンピューティングの最新のトレンドについての考え方を述べた。

中国信息通信研究院云技术与大数据研究所所长何宝宏

国内クラウドコンピューティングの応用はインターネット業界から、政府、金融、工業、教育、医療健康などの伝統的な業界へ浸透しており、細分の市場需要に応える業界クラウドは迅速に伸びている。クラウドコンピューティングはどんどん普及されているが、パブリッククラウドの製品とサービス種類が多くない、情報安全に保障がない、サービスの実用可能性が悪い、などの多くの問題を抱えていると、何宝宏が指摘した。

こんな背景の元、マルチクラウドが企業のクラウドサービスを使う時の必然な選択となっている。何宝宏は、単純なパブリッククラウド或いはプライベートクラウドは、なかなか現有業務の需要に応えられなく、マルチクラウド環境が併存して新しい業務の発展に適応させる必要があると表明した。ハイブリッドクラウドソリューションは、パブリッククラウドの効率、規模などの優勢があるし、プライベートクラウドの地元のデータセンターの安全性と信頼性を保障できる。

中国情報通信研究院の調査によると、2017年我が国でハイブリッドを使用する割合は12.1%であったが、今後数年間に、中国のハイブリッドクラウドの使用割合が大幅に上がると予想されているということである。Gartnerの予測では、2020年になって、90%の組織はハイブリッドクラウドを利用してインフラを管理するということである。

同時に、クラウドコンピューティングの継続発展につれて、ITシステムは益々複雑になっていく。そしてクラウドコンピューティング市場の注目するポイントは技術からサービスと運営に変わる。

「企業は益々委託式サービスを使うのに傾く。専門のサービスプロバイダーは企業クラウドの「ベビーシッター」を務め、ユーザーは業務のことに専念すればよい。事実上、ユーザーが最終的に必要なのはサービスである。だから、クラウドとネットワークの融合だけでなく、将来、すべての資源が一緒に融合され、サービスの形でユーザーに提供する」と何宝宏が言った。

 

水、電気を使うように、ITの運転保守を行なう

水、電気を使うように、ITを使うことは、クラウドコンピューティングのコンセプトを打ち出した時からの美しいビジョンである。SDSの協力パートナー都市、新钛クラウドサービス社の創業者兼CEOの馮禎旺はフォーラムで、インターネット企業のIT分野において、IaaSでパブリッククラウドサービスモードが広く使われているが、運転保守と安全において、やはり、チーム募集、システム構築、統合、運転保守というやり方を踏襲しており、そのコストと効率は、中小企業は耐えられなく、その結果、技術、運転保守は業務の発展に追いつかない局面になっているのだと指摘した。

クラウドサービスの創業者兼CEOの馮禎旺

「インターネット、クラウドのことが分かって経験を持っている運転保守者が少ないが、人材需要量が多い。小さいチームを作っても毎年少なくとも100万元、3ヶ月以上かかる。マルチクラウド管理、自動的な運転保守、安全などのシステム、製品の商業化はいずれも金かかる。オープンソースは人も時間もかかる」と馮禎旺が言った。

こんな背景の元、新钛クラウドサービス社は、包括的運転保守という理念を出した。つまり、サービスによってお客様の運転保守を行ない、条件が低くて効率が高い、使うと費用が発生する運転保守と安全サービスを提供し、中小企業が迅速に成熟したインターネット会社レベルの運転保守効率と安全レベルに達することができるように助ける。

馮禎旺は、ある製造業インターネットプロジェクトを例にして下記のことを説明した。新钛クラウドサービス社の支援の元、たった2週間で安い人件費で、需要評価、アーキテクチャー設計から検収、実施までのプロセスを完了し、マルチクラウド、自動的な運転保守と鑑査をするプラットフォームを作ることによって、運転保守の効率、規範、安全性及び地域とサーバー機室を跨ぐファイルの安全伝送などの悩みを解決できた。しかし、これだけのことは、過去に2~3名古参技術者で半年間と百万元以上の費用をかけてはじめて完成できるのである。

 

クラウド・ネットワーク融合の元の機会と挑戦

IIJ中国の李天一副総経理は、クラウド・ネットワーク融合の非機能的な需要の角度から、ITインフラオペレーターの発展方向を共有した。彼は、下記のように言った。クラウドへ移転するプロセスは非常に複雑なもので、事前の問い合わせ、計画、事後の運転保守と改善などに関係する。ユーザーは現有のアプリケーションのアーキテクチャーを残したい場合、移転のむずかしさとコストはまたぐっと上がる。だから、ユーザーにとって、単純なIaaSサービスはまだ足りなく、管理サービスがあってはじめて完全なソリューションが形成できるのである。

IIJ中国の李天一副総経理

一方、ネットワークにおいて、存在している問題が、クラウドよりもひどい。例えば、複数拠点で配置する作業量が大きいこと、ネットワークは日増しに増える非機能的な需要に耐えられないこと、クラウドプラットフォームの内部ネットワークは柔軟度を欠如していることなど。

このために、IIJは信頼性(Relibility)、使いやすさ(Serviceability)、使用可能性(Availability)、データ完全性(Integrity )という五つの角度から、ユーザーのクラウド・ネットワーク融合体験を高め、業務と垂直業界への理解を継続して深めていく。

「業務の概要と論理を完全に知らなければ、お客様を助けて使いやすさと安全を実現することができない。クラウド・ネットワーク融合の元、特色と品質に着眼したい。本当に使いやすい計算資源の仮想化をし、これをベースに、管理サービスのカバー範囲を拡大させ、運転保守の自動化程度を高める。本当に実施できるネットワーク機能の仮想化をし、ハイブリッドクラウド或いはマルチクラウドの需要に合わせて、効率的で使いやすいコネクションソリューションを提案する。同時にクラウドとネットワークの安全を保障し、安全サービスの実行を積極的に推進する」と李天一はまとめた。

マルチ時代の到来に従い、クラウド・ネットワークの融合に対し、もっと高い要求が打ち出されている。ユーザーはよりサービスを重視し、一括の「クラウド+ネットワーク+管理サービス」ソリューションを求め、IT運転保守とアーキテクチャーのモデルチェンジの圧力を軽減させようと思っている。一方、SDSは強大なネットワークと計算資源を持っており、企業のワンストップ式「クラウドコンピューティングサービスプロバイダー」になって、ユーザーに優勢があるクラウド・ネットワーク融合サービスを提供し、企業のクラウドへのモデルチェンジと業務発展を支持することができる。