クラウドとネットワークを融合させる成行きはなにか。SDSは専門家とITの新しい変革について検討する
2018-10-30
十数年の発展を経て、クラウドコンピューティングは、当初の普及段階から次第に成熟する段階へ歩み、各業界で実用されるようになっている。クラウドコンピューティングの高速発展は、伝統ネットワークのエスカレートを推し進め、クラウドとネットワークの境界線がなくなりつつ、互いに融合している。2018年10月13日に、SDSが主催者となる「第十二期テレコム付加価値業務フォーラム」において、各界の専門家は、クラウドとネットワークの融合後の成行きについて円卓討論会を開き、SDSの営業部の包凱副総経理がこの討論会を主催した。
雲大所の何宝宏所長は、マルチクラウドのコネクションでネットワークを構築しなおすことによって便利にすると言った
中国情報通信研究院クラウド技術とビッグデータ所の何宝宏所長
マルチクラウド時代の到来につれて、データセンター間のコネクションと協同運転は、大きなチャレンジとなっている
中国情報通信研究院クラウド技術とビッグデータ所の何宝宏所長は、「クラウドをットワークを融合して発展する勢いが非常に顕著になっている。もともとのデータセンターはそれぞれ孤立の島で、クラウド時代に入って、ネットワークで各地にあるデータセンターをつなげなければならない。マルチクラウドの段階に入った後、クラウドサービスプロバイダーの間もつなげなければならない。そしてネットワークとクラウドの協同が重要になっている。次は、データセンターを中心にし、ネットワークを構築しなおすだろうと言った。
IaaSからITaaSへと、企業の需要は、便利な全体ソリューションになっている。
目下、IaaS、PaaS、SaaSはよく知られている三種類のクラウドコンピューティングサービスモードである。融合の元で、クラウドサービスの次の段階は、ITaaS(ITは即ちサービス)かもしれない。
何宝宏は、クラウドネットワークの融合は必ず継続して発展していき、最終的に、クラウドとネットワークの融合に留まらず、ユーザーに水、電気のように便利な全体ソリューションを提供するとなるだろうと指摘した。
中国情報協会ビッグデータ分会の鄭宏秘書長は、オペレーターはやはり優勢分野に重点を置くべきであると言った
中国情報協会ビッグデータ分会の鄭宏秘書長
中国情報協会ビッグデータ分会の鄭宏秘書長は、将来について自信満々である。「中数盟が中心となって各オペレーターを組織し、共同してクラウドとネットワークをつなげる大きなネットワークを構築している。伝統的なデータセンター業界は確かに変革の圧力に面しているが、新しい機会もやってくる。優勢分野で継続して突破し、難関を乗り越えたら、前途が依然として明るい」と、彼は言った。
Rackspaceアジア太平洋区の陳振声総経理:相談型ソリューションを提案し、企業のクラウドへの転化を推し進める
Rackspaceアジア太平洋区の陳振声総経理
Rackspaceアジア太平洋区の陳振声総経理は、ITaaSは、近年アメリカで話題になっていると紹介した。なぜかというと、単純にインフラとプラットフォームを提供すれば、ユーザーのほんの一部の問題だけを解決した。ユーザーがほしいのは、ビジネス需要から出発し、ユーザーに最適なソリューションを計画・制定し、ITを一種のサービスとして納めることである。
言うまでもなく、これはクラウドサービスプロバイダーの能力に対する最高の要求である。陳振声は、あるシンガポールの客先のクラウドへの移転プロジェクトを例にして、具合的な実施には2ヶ月しかかからなかったが、事前の案の計画に6か月もかかったのだと述べた。
企業の需要を深く知って専門的に提案する立場で、本当にユーザーを助けてクラウドへのモデルチェンジを実現しなければならないと陳振声が言った。
新钛クラウドサービス創業者兼CEO馮禎旺:クラウドサービスでより緊密な相互協力が必要である
新钛クラウドサービス創業者兼CEO馮禎旺
新钛クラウドサービス創業者兼CEO馮禎旺はこれに賛同を表した。当社はどっちかというとユーザーの立場に立って、ユーザーは何がほしいのかを考える。資源提供者の立場に立って何を売るのか考えてばかりいてはだめだ。それから、これをベースに、資源と提案を統合すると。
馮禎旺は、乙のために考える甲こそ、乙からより多くの支持と資源が得られるのだ。理想な状態に、甲と乙は、プロジェクトと業務の成功のために共同して努力し、双方にとってメリットがあると付け加えた。
SDSの黄威副総経理:クラウドとネットワークの融合で、未来を勝ち取る
SDSの黄威副総経理
SDSの黄威副総経理は、今回の討論にも参加した。過去十数年間に、ネットワークから、データセンター、クラウドへと、業界の発展に伴って、SDSは複数回のモデルチェンジを経歴したが、始終ユーザーの需要を巡って成長してきた。今後とも、SDSは継続して客先に立脚し、継続してサービス能力を上げようと思うとまとめた。
目下、SDSは積極的に多方面にわたる需要を満足させるクラウド・ネットワーク融合アーキテクチャーの構築に取り組んでいる。プライベートクラウドにおいて、SDSクラウドプラットフォーム、Openstackに基づくVDC2.0プラットフォーム、及びRackspaceと協力する受託管理式プライベートクラウドなどの複数種類のサービスを提供する。パブリッククラウドにおいて、SDSは、アマゾンAWS、マイクロソフトAzureとアリクラウドと橋梁関係を構築しており、AWSのPAN協力パートナーとなっており、DX直接アクセスサービスを提供することができる。
融合のクラウド・ネットワークは、融合の生態が必要である。黄威は、今回のテレコム付加価値業務フォーラムを行なう初一念は、一歩進んでクラウド・ネットワークの協力をレベルアップさせ、企業に本当に全面的なクラウド・ネットワーク融合サービス体験を提供することにあると強調した。
このフォーラムを借りて、業界の各者に資源統合のプラットフォームを提供し、協力を強化させ、各者の技術とサービスの交流を促す。将来、ソフトサービスプロバイダーも加わって、より大きな連盟を形成させ、各者の優勢と力を発揮し、ユーザーにより完全な案を提供し、本当に水、電気、ガスのようにITサービスを提供することができるかもしれない。
「クラウド・ネットワークを融合させ、限りなく付加価値が期待できる」。これはSDSがフォーラムで描いた美しいビジョンである。クラウド・ネットワーク融合の背景の元、積極的にチャンスを掴もうと思ってはじめてより高いコア価値を実現できる。業界の積極的な行動と協力によって、最終的にウィンウィンを達成でき、クラウド・ネットワーク融合のより大きな発展が期待できると確信している。